週刊ダイヤモンド
#11 決済情報と手数料を中抜きする新興勢 従来の収益モデルに風穴
キャッシュレス化は、ユーザーの利便性を高め、現金取り扱いコストを削減するだけでなく、金融業界の勢力図を大きく変える可能性を秘めている。新興勢力と旧勢力の戦いが始まった。
「決済の障壁が下がってきて、いろいろな事業者が参入しやすくなった」
決済サービスのコンサルティングを手掛けるインフキュリオンの来田武則取締役は、異業種からの新規参入が続く理由をそう説明する。「障壁」とは決済に掛かるコストを指している。従来のクレジットカード決済のように専用回線・端末を使わず、ネット環境とアプリさえあれば利用できるスマホ決済は、格段にコストを安くできる。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。
人気の連載
-
フェルディナント・ヤマグチ
-
May_Roma
-
かっぴー
24296
false
この連載について
週刊ダイヤモンド
長らく「現金決済」が主役の座を占めてきた日本で、「キャッシュレス決済」がにわかに注目を浴びている。インバウンドの拡大、深刻な人手不足への対応など、さまざまな要因がキャッシュレス化を後押ししているからだ。注目される理由はそれだけではない...もっと読む
著者プロフィール
2013年に創刊100周年を迎えた『週刊ダイヤモンド』は、書店で一番売れているビジネス誌。昔も今も“ビジネスパーソンのパートナー”として、常に変化する時代をキャッチし、鋭く取材対象に斬り込み、わかりやすく読者にお伝えしてきました。その中から選りすぐりの記事をお届けします。 ※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。
Twitter:@diamondweekly
Facebook:http://www.facebook.com/diamondweekly