新年明けましておめでとうございます
本年も本連載を何卒よろしくお願いいたします。新年といえば姫始めですけどもう五年くらい姫が微動だにしないエンド・オブ・プリンセス状態なんで自慰の話をしましょう。それの話なら得意なんだ俺は。キャリアもあるんだ。というか、「性器」をやると決めたときからクライマックスはここに来ると確信していた。改めてこの栄えある正月休みに強く主張したい。この少子高齢化社会、オナニーとの向き合い方こそが21世紀の人類におけるQOLの鍵だと。ところでもう2019年になったわけなのでさすがに「女には性欲はない」とか言ってる御仁はおりませんよね。いる? まだ? マジ? まだくたばってない? あらやだ。おとうさーん! 火炎放射器持ってきて!
人性いろいろ
正確には、男女を問わず、性欲があるやつはあるし無いやつはない。その濃淡も人それぞれで、基本24時間年中無休というコンビニ性欲の人もいれば年に四回くらいムラッとするという歳時記みたいな人もいる。ぜんぜん無い人も当然いる。思ってるよりいっぱいいる。「男、特に若い男なら常に女にギンギンに欲情してて当然」「女は男ほど性欲ない」「老人は性欲ない」「ゲイは全員相手問わずでやりまくり」「レズはチンポ生やして女とやりたがってる」などなど、人の性欲に対する偏見・ステロタイプは枚挙にいとまがない。もうやめましょうそういうの。はいやめ! 今からやめ! だってもう2019年なんだもの。レプリカントが脱走し金田と鉄雄が激突する年にそんな根拠レスな偏見持ってたってなんもいいことないもの。
真面目に話すまんなかのこと
というわけでオナニー、それも「女子のオナニー」にフォーカスして話を、おい真面目な話だからな。聞けいっ! 女一匹が、年始休みをかけて諸君に訴えてるんだぞ。いつだって真剣なんだよこっちは。この原稿も大晦日から元旦にかけてずっとオナニーのことだけ考えて書き上げたんだからな。餅突いてても蕎麦たぐってても頭の中オナニー一色だったから。
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