ここまでお読みいただいた方は、
「離乳食は作らなくてもいいんです!」
ということがおわかりいただけたかと思います。
それでは、
「さっそく、さあ離乳食を買ってみましょう!」と言っても、
どれをどう選んでどう使っていけばよいか迷うかもしれません。
そこで、市販の離乳食のご紹介と、
選び方、使い方についてご説明したいと 思います。
まず、離乳食の種類は大きく分けて2タイプがあり、
「そのまま食べられるもの」と
「ミルクや水を加えて食べるもの」というちがいがあります。
また、「容器の形」によっても使い方がちがいます。
◎そのまま食べられるもの
ガラス・プラスチック・レトルトパウチの容器に入っていて、
スプーンなどで取り出せばそのまま食べられます。
「開封後時間以内」もしくは「 時間以内」に使い切ればよいと記載されていることが多いようです。
製品によって保存可能期間は少し異なるものの、
基本的に、一度開けたら1 日以内に食べ切らないといけませんが、
清潔なスプーンを用意し、使いたい 分だけ取った後は、
きちんとフタをして冷蔵庫で保管すれば、2〜3回に分けて食べることができます。
キャップが付いているタイプのパウチ容器はとても便利です。
キャップから直接スプーンに注ぐことができ、
使い切れなかった分は、キャップをして保管ができます。
海外では、パウチ容器の口に取り付けられるスプーンまで販売されています。
▲海外の離乳食の容器。パウチ容器(左)、プラスチック容器(右)
◎母乳、ミルクや水を加えて食べるもの
以前、紹介した「ライスシリアル」などの粉状のもの、
またはフレーク状、フリーズドライの食材をキューブ状に固めたものなどが、
ビニールやパックの容器に入っています。
いずれも母乳、ミルク、水といった液体を加えて、溶かして使います。
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