僕を「パパ」と呼ばないのは、息子だけ

美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまと、2歳になった息子を育てる樋口毅宏さん。今回は2018年4月4日と5日の日記をお届けします。前回の日記はこちらからどうぞ。

4月4日

妻、第二子妊娠に備えて、病院で採血&エコー検査。

以下、ふさこからのメール。
生理始まった日を1日目として、13日目、14日目あたりに排卵するであろう、ということで今日明日明後日あたりは排卵日であろうということなので、医師が「疲れない範囲で」ヤったらいいよ、とのこと。

「毎日やってもいいんですか?」って聞いたら「精子を入れるだけ入れればいいけど、疲れちゃいませんか?疲れなければいくらでも」だってー。

まんこに内視鏡を突っ込むエコー検査の結果、「ちゃんと卵が大きくなってるので、明日か明後日か明々後日くらいに排卵かなー」と。

おし、まかせろ。

それより、僕もふさこも目下の心配はかずふみが喋らないこと。

こっちが言っていることは全部わかっている。目もらんらんと輝いている。

「ママにケータイを持って行って」と言うと、充電していたスマホをコードから抜いて、風呂場のふさに持って行くこともできる。

しかし喋れる単語は、

「アンパンマン」

「おいしぃ」

「あちち」

「チュー」

「おみじゅ」(お水)

「じゃあーねー」

ぐらいだろうか。

保育園に行くと、同い年の子どもたちは僕を「かずくんのパパ!」と呼んでくれる。

僕を「パパ」と呼ばないのは、かずふみだけ。

いくら、「ママじゃないよ、パーパ」と目を見て呼びかけても、「ママ」と言う。

保育園の子どもたちは会話ができる。

文章にして、当意即妙のやりとりができる。はあ。

「保育園に行ったら話せるようになるよ」 みんなそう言っていた。

「男の子は話せるようになるのが遅いから」 みんな、みんなそう言っていた。

焦るばかりだ。

4月5日

かずが7時から起きっぱなし。いくらベッドに連れ込んでも二度寝してくれない。

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Baby Don't cry 〜赤ちゃんと俺とキレ妻と〜

樋口毅宏

伝説の育児日記が帰ってきた!『おっぱいがほしい!——男の子育て日記』で、各方面を騒然・唖然・呆然とさせた作家の樋口毅宏さんが、満を持してcakesで続編をスタート!美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛ん...もっと読む

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