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子供を産みたい。
44歳独身です。 同じ年の、家庭のある恋人がいます。彼の家に子供はいません。 39歳の時に、片思いしていた男性の子供を妊娠しました。 いろいろ悩みましたが、産むことに決め、産むと伝えたら彼は去って行きました。 1人でもなんとか生きていける覚悟ができ、子供を迎えることを何よりも楽しみにしていた矢先、臨月で臍帯が絡み死産しました。
そこから1、2年は諦めきれず、今更ながら婚活もしたもののなかなか難しく、42歳を過ぎたあたりから、やはり現実的でないと諦めることにしました。
1人でも生きていけるように、定職につき、やりたかった勉強をし、とこれからの人生を一人で歩んでいけばいいかとのんびり構え始めたところで、わたしの子供の誕生を何よりも楽しみにして、死産した時には共に泣いてくれた友人が、病のため先が長くないということを知りました。
手に入れば失うものもあります。 贅沢なもので、失う命と引き換えに、新しい命を生み出したいと思い始めました。 少しでも、彼女の生きる希望になりたい。 何よりもまだ、やっぱりあの小さな手に、指に触れたい。
暖かい我が子をこの両腕に抱きたい。
今の彼の子を望むつもりはありません。彼の大切な家庭を壊す気持ちはありません。
年齢的にはぎりぎり、望めない訳ではない年齢というのが、諦めない言い訳になっています。
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(みみ 44歳 女性)
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