週刊ダイヤモンド
#18 アマゾンに対抗するメルカリ経済圏構想 社外秘文書では5年後“無敵”
メルカリは今期、金融子会社メルペイで決済事業に参入する。フリマアプリでためたポイントをコンビニエンスストアや飲食店で利用できるようにして、一大メルカリ経済圏を築くのだ。
浦沢直樹による漫画『20世紀少年』で主人公たちが考えた地球征服の方法を書いた「よげんの書」。これと同じタイトルの文書がメルカリの金融子会社メルペイの社内にある。
メルカリ会長の山田進太郎から猛烈なアタックを受けて2017年11月にメルペイ社長になった元グリー常務の青柳直樹は、就任時にメルペイ立ち上げメンバー4人と、5年先にどんな会社にするかをとことん議論した。それを基に就任1週間で人員や投資を含めた長期計画書をまとめ上げ、前出の漫画にインスパイアされて「よげんの書」としたのだ。
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この連載について
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1000万人以上が使うようになったフリマアプリ「メルカリ」。日々100万点以上が出品され、あらゆるモノに値段が付く。そこで形成される相場は、消費者の声を具現化した現代の価値のバロメーターだ。そのデータをメルカリは握っている。本誌が独占...もっと読む
著者プロフィール
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