90キロもあった私がやせた理由
前回でアメリカでは太った人は出世できないと書いたが、20代の頃の私は体重が90キロもあった。
当時は塾講師の仕事に就いていたのだが、生活がかなり不規則だった。
仕事が終わるのが、午後10時。 それから後輩を誘ってキャバクラに繰り出し、朝まで飲み歩く。 明け方4時に、シメのラーメンを食べて解散。
昼は12時に起きて、ファストフード店で、ハンバーガーとポテトをほおばる。
夕方になって、小腹がすいたらポテトチップスを一袋たいらげる……。
こんな生活を毎日のように繰り返していたので、体重は加速度的にふえていった。
当時はまだ若かったので体調を崩すようなことはなかったが、あの生活をずっと続けていたら、間違いなく生活習慣病になっていただろう。
ファストフードは油分が多く、身体に脂肪がたまりやすい。
食物繊維などの身体に必要な栄養も不足しがちになる。
たまに食べるのならおいしくて良いのだが、毎日食べるとなると話は違ってくる。
将来、健康な生活を送るためには食生活にもじゅうぶん留意しておく必要があるのだ。
「でも、ファストフードは安くて手軽だから、食費の節約になるよね」
と思っている人もいるだろう。
特に独身男性にいたっては、一人分の食事を作るのはかえってお金がかかるし「節約のために」いつもファストフードですませるという人は多い。
しかし、彼らがお金を貯めているかと問われれば、残念ながらNOだ。
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