妻よ、全国放送で一発かましてこい

美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛んだ奥さまと、1歳7カ月の息子を育てる樋口毅宏さん。2017年6月後半の日記をお届けします。前半の日記はこちらからどうぞ。

6月16日

妻ふさこ、14水はTBS「ビビット」、15木はMX「モーニングクロス」、16金は読売テレビ「ミヤネ屋」、あしたも読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」に出演。

こう書くと売れっ子タレントみたい。でもどうせなら爪痕を残してこい。

田崎史郎がとなりにいるんだから「安倍ケツ舐め野郎」「スシロー」呼ばわりしてみろ。ツイッターで炎上芸人の仲間入りだ。

タレント活動を始めてばかりの頃、「自分にはオリジナルなものがない」って落ち込んでいるときに『タモリ論』を読んで、「あのビートたけしでさえ先人の影響を受けてきたんだ!」って思ったら気持ちがラクになって号泣したんじゃなかったのか。

家では俺とネトウヨの悪口ばっか言ってんだから、全国放送で一発かましてこい。

いい夫だよなあ、「クレームが怖いから無難なことを言っておけ」とか言わないで、逆に煽ってんだもんな。

松竹芸能をクビになったら三輪記子総合事務所を興して、俺が芸能部のマネージャー担当になっておまえに枕営業やらせるわ。

6月18日

画家の井上よう子さんのグループ展にかずふみを連れて行く。早くから良い作品に触れてほしい。

よう子さんに抱っこ、高い高いなどしてもらう。

6月21日

週刊新潮による豊田真由子(衆議院議員・当時)騒動。秘書に対して、「ハゲー!」「ちがうだろー!」などとシャウトする音声が世間を賑わす。

ふーん、世の中はあの程度で大騒ぎするのか。

うちの妻はあんなもんじゃねえぞ。

活字にできねえんだぞ。

そういえば、豊田真由子と愚妻の共通点、東大法学部出身。

『美味しんぼ』(原作者の雁屋哲は東大教養学部卒)で山岡と栗田さんがこんな風に話していたことを思い出す。

「日本の経済がまずくなっていっているのに、自分たちは接待を受けてドンチャン遊んで、

日本経済を破綻に追いやった大蔵官僚をはじめ、その罪、万死に値する連中ばかりだ。

ひとつの学部で、これだけ国に害を及ばす人間を次々に出す学部は、世界中で東大法学部だけだ。

こんな学部は、廃部にすべきだよ。

少なくとも東大法学部出身者は、官僚として採用すべきじゃない」

「経済力で世界に認められてた日本の経済をがたがたにしたのは、

東大法学部出の大蔵官僚が、国際的にはまったく通用しない無能な連中の集まりだった証拠でしょう」

妻は大学より飲み屋に通っていたせいで留年した。それでも大手の銀行から「いつでも来たまえ。MOF担をやってもらう」と言われたそうだ。

ふさはこう振り返る。

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Baby Don't cry 〜赤ちゃんと俺とキレ妻と〜

樋口毅宏

伝説の育児日記が帰ってきた!『おっぱいがほしい!——男の子育て日記』で、各方面を騒然・唖然・呆然とさせた作家の樋口毅宏さんが、満を持してcakesで続編をスタート!美人東大卒弁護士という華やかな肩書きと裏腹に、常識が通用しないぶっ飛ん...もっと読む

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