今回のテーマは「サプライズは嬉しいが、バレバレなのは嫌(というか困る)」だ。
とりあえず、フラッシュモブの悪口を言え、というテーマなのだろうか。フラッシュモブが何か、正確には知らないが、サプライズと言ったらフラッシュモブ、フラッシュモブと言ったら、破局というイメージだ。
おそらく間違った見解だと思い、ウィキペディアでフラッシュモブの項目を見たところ、「インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為」という概要の説明とともに「結婚式などの特定の個人を対象にサプライズ目的でフラッシュモブを行った場合、事と次第によっては、離婚や破局に至ることもある」としっかり書かれていた。
おそらくフラッシュモブさんは痴話喧嘩の元として生まれてきたつもりはないと思うが、フラッシュモブ含む「サプライズ」は立派な破局の原因になるのである。
では、なぜそうなってしまうのか。サプライズというのは、シュガーポットの砂糖を全部青酸カリにしておく、など相手の息の根を止めることを目的としたドッキリもあるが、大体が「相手に喜んでもらいたい」という動機でされている。
つまり「良かれと思って離婚沙汰」なのである。そうなってしまう第一の原因が「相手がサプライズ嫌い」な場合だ。サプライズで怒っている人は「公衆の面前で騒がれて恥ずかしい」という理由で怒っていると思われがちだが、実はそうでない場合もある。
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