フラストレーションの向こう側で
柴那典(以下、柴) こないだ、菅田将暉さんの初ライブツアーに行ってきたんですよ。
大谷ノブ彦(以下、大谷) おお! どうでした?
柴 正直な感想として思ったのは、まだ世間は菅田将暉のことを誤解している。
大谷 誤解?
柴 これはもう断言したいんですけど、彼はパンクロッカーだと思います。
大谷 へえー、そうなんだ! そこまでのイメージはなかったな。
柴 まあ、もちろん彼は俳優なんですけどね。だけど、歌手としての活動についてはサイドプロジェクトみたいな感じに捉えてた人が多いと思うんです。実際、僕自身も最初は彼がどこまで音楽に対して本気なのか、分からなかったですし。
大谷 「さよならエレジー」好きですけどね。
柴 「さよならエレジー」もとてもウェルメイドないい曲ですけど、ライブで一番盛り上がってたのはそれじゃないんですよ。まだこの日はリリース前だったアルバム『PLAY』からの曲で。
大谷 おお、なんて曲ですか?
柴 「ピンクのアフロにカザールかけて」という曲です。ちょっと聴いてみましょうか。
(曲を聞く)
※「ピンクのアフロにカザールかけて」spotifyリンク
大谷 すごくいいじゃないですか、この曲! これ、誰が作ったかすぐわかったんですけど。当てちゃっていいですか?
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