ネットで出会って結婚」が当たり前の時代が来た? 働き盛り女子たちの結婚事情【後編】

女性の自立や社会進出が進んだことで、働く女性が結婚に求めるのは生活の安定や経済力から「フィーリング」へと変化。「養ってくれる夫」ではなく「一緒にいて居心地がいい、気の合うパートナー」を求める方向へと変化しつつあることが見えてきた前回
『ウートピ』編集長・鈴木円香さんと、AIを用いた婚活サービス『aite(アイテ)』代表・寺田遥さんの対談・後編では、恋愛・結婚におけるインターネットのマッチングサービスが持つこれからの可能性について話していただきました。

相手を理解するのに何ヶ月もかかる「非効率な恋愛」はしたくない

— ネットやアプリのマッチングサービスについて、働く女性はどんな印象を持っているのでしょうか。

鈴木 正直なところ、最初はお勤めしている女性が使うイメージは持っていなかったんですが、「案外みんな使っているよ」という声を聞いて、実際にヒアリングしてみると思いのほかユーザーが多い。そのとき読者から集めた声を「婚活アプリって、ホントのとこ、どうなの?」というテーマで『ウートピ』の記事としても掲載しています。以前ほどネガティブな印象は持っていないんだな、と感じますね。

寺田 アメリカでは「結婚した3組のうち1組がマッチングサービスによる出会い」という調査結果もあるほど普通になっています。
日本はそれより2~3年遅れているとされますが、それでも2016年の調査では結婚した人の11.3%が婚活関連サービスの利用者で、20~30代の2割以上が「マッチングサービスを利用したことがある」と回答しています。国内市場自体も盛りあがっていまして、サービス数はどんどん増えて、2022年には市場規模が577億円に拡大するという予測値も発表されているんです。

鈴木 使っている人に聞くと、1回会って何か違うと思ったら次、みたいに見切りをつけるのが早いんですよ(笑)。
30代の働く女性ともなると「恋愛を楽しむプロセスはもういいから、合うか合わないかの結果だけ知りたい」みたいなところがあって。AIがそこをサポートしてくれるかもしれないわけですね。

— 「プロセスはもういい」と考える傾向がある。つまり女性たちは結婚する・しない以前に「恋愛」そのものが面倒になっている、ということでしょうか。

鈴木 30代だとそれなりに恋愛経験もありますから、忙しい仕事の合間を縫って初めてのカレと同じカロリーをかけて恋愛できるか、いうとやっぱり微妙なんです。

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レオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、コペルニクス、空海 etc。これまで世の中を変えてきた人たちは、ほとんどが「非常識」な考えを持つ「変人」たちでした。この連載では「21世紀の変人たち(=クリエイター)」に焦点を当て、彼らが何を考えて...もっと読む

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igaos グループ内で付き合うと、グループが崩壊したり居心地が悪くなったりする経験者が多いから、外の輪を求める。 2年以上前 replyretweetfavorite

raurublock "同級生やサークル仲間、バイト先など、リアルにつながりのあるコミュニティの中では、関係性を壊したくないのであえて付き合わない" https://t.co/5q67sGdlBZ これは、コミュニティ(村とか会社とか)が「社内結婚」み… https://t.co/IBlt1MYCkz 2年以上前 replyretweetfavorite