キッチンの感染予防掃除術
◇感染リスク
★★★
◇潜んでいる病原体
緑膿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌
◇引き起こされる病気、症状
感染性胃腸炎(下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱など)
キッチンは、トイレに次いで、家の中で病気の感染リスクが高い場所です。清潔に保たれていないキッチンでは、緑膿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌といった病原菌が繁殖している可能性があります。
もし、こうした菌が繁殖した場所を触った手で、食品や食器、調理器具などに触れれば、食中毒を引き起こす恐れもあります。キッチンを使ったあとは水気を拭きとり、まな板やふきん、排水溝などを漂白剤で消毒して、食中毒対策に努めましょう。
特に食器用スポンジは細菌が繁殖しやすく、胃腸炎などに感染するリスクの高いポイントです。病気を予防するには、まず第一に濡れたまま放置しないことが大切です。
一日の終わりに、熱湯をスポンジ全体にかけたあと、固く絞って、風通しのよい場所で干してください。衛生面から考えると、抗菌性が高いスポンジ や、銅の微粒子を混ぜたスポンジ、乾かしやすい網たわしなどがおすすめです。
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