NG 1 帰宅する電車でうたた寝 仕事帰りの電車の中──。たまたま座ることができたので、ついつい眠ってしまった。そんな経験は誰にでもあるだろう。しかし、夜ぐっすりと眠るためには、絶対にこの時間帯に眠ってはいけない。
起床から11~12時間後の時間帯は、深部体温(体の中心部の体温)が最も高くなる時間帯だ。深部体温はここでピークを打った後、夜に向けてだんだん低下し、眠くなっていく。
2018年3月4日
起床から11~12時間後の時間帯は、深部体温(体の中心部の体温)が最も高くなる時間帯だ。深部体温はここでピークを打った後、夜に向けてだんだん低下し、眠くなっていく。
睡眠とは何か。現代科学はこの問いに明快な答えを持っていない。しかし、近年の脳科学の進歩によって、睡眠のメカニズムが少しずつ解明されてきた。今では、睡眠をおろそかにすると命に関わること、一方で、睡眠の質を高めれば日中のパフォーマンスが向...もっと読む