会社名のバカ格差

バブル時代の日本では「日本人は平等」と信じられていました。ところが90年代を境に日本にも様々な格差が存在することが目に見えるようになりました。国際経験豊富な元国連専門期間職員の @May_Roma (めいろま)さんは、新作書籍「バカ格差」で日本人を苦しめる格差について分析します。

日本のサラリーマンがさらされているバカ格差の代表は「会社名バカ格差」です。

所属している会社が大きく有名であればあるほど、社会的に大きなブランドと信用を得られてしまう日本。そこには個人の能力を見ようとする視点がありません。20世紀の現代においてもいまだに主従関係を中心とした封建社会のままなのです。なぜこんな社会になったのでしょうか。

文化人類学者の中根千枝やエドワード・ホールが指摘するように、日本は個人主義ではなく、集団主義の国です。

集団主義の国とはつまり、個人が「所属する組織で判断される」国だということです。

集団主義の社会は伝統的に農業を主体としてきた社会です。農作物を作るのには地域の人と助け合うことが必須。農地に水を引くにも一人では大変ですし、田植えや収穫の時期には交代でほかの家を助けに行かなければなりません。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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toc62tac 文化人類学者の中根千枝やエドワード・ホールが指摘するように、日本は個人主義ではなく、集団主義の国 2年弱前 replyretweetfavorite

nozomi328 つ 個人主義と集団主義の違いを勉強。 2年弱前 replyretweetfavorite

May_Roma 新記事アップ【】 2年弱前 replyretweetfavorite

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