私のお金の使い道は「快適を買う」こと
家に置いている物は、かなり少ないほうだと思う。余計な物が部屋の中にある状態がすごく嫌だから、どんどん捨てる。あまりにも片っ端から捨てるから、夫から「断捨離子(ダン シャリ子)」というあだ名をつけられているほど。
いらない物を家の中に置いておく、というのは、家賃のムダ遣いだと思う。捨てればその分もっと家を広く使えるわけだし、それがなければもっと狭い家に住んで家賃を浮かせることもできる。読み終わった本はすぐさま売りたいし、読み終わっていなくても、もう続きに興味がないのならさっさと売りたいし、彼にも売ってほしい。漫画はレンタルかマン喫で読んでもらわないと困る。
物欲はあまりないほうだと思う。
ファッションにまつわる買い物は、義務感だけでこなしている。外見はすごく大切だから「なんでもいい」とは思わないし、「コレじゃなきゃ」というものを探すことにはこだわるけれど、興味や意欲は全然ない。たとえば洋服は、必ず何かしら着ないといけないし、何を着るかで結構人生が変わってしまう。だから仕方がなく買いに行くけれど、洋服を買うことは疲れるだけの作業だし、公私ともにスタイリストに丸投げできるのであればそうしたい(でも、私に似合うものを用意してくれるスタイリストを探すことは、似合う洋服を自分で探すことよりも大変)。
一方で、キッチン用品、家具、家電を買いに行くのはワクワクする。それを買うことで生活が快適になるような物には興味と意欲がある。