買い物をするときは、最初に値段を見ないようにしている

独自の価値観に基づく恋愛論で支持を集めるエッセイストの下田美咲さん。11月16日に書き下ろし最新刊『私に都合のいい人生をつくる』が発売されました。この発売を記念して、これまでcakesでは語られなかった「仕事観」「お金観」についてを一部特別公開します! 今回のテーマは「物を買う」こと。店頭で気になる物を見つけたらまず値段を確認する人が多いと思いますが、下田さんはそうではないと言います。その理由は?

「本当にそれがほしいのか」をハッキリさせる

物を買うときは、最初に値段を見ないようにしている。値段を知るよりも先に、買うかどうかをまず決める。値札を一度も見ないままお会計をするのが基本で、ごくたまに確認する場合も、本当に最後の最後。理由は二つある。

まず「安いから、まあいいか」という感覚で買ってしまうことを防ぎたい。「安い」と感じる物って買うハードルが下がるから危ない。でも、そうやって「安いから、まあいいか」という勢いで、たいして気に入っていない物をつい妥協して買ってしまうと、必ず後で、もっといい物が出てくる。そして買い直すハメになれば、お金は二重にかかるし、さらには家に余計な物が残ってしまう。つまり、本当に気に入った物だけを「絶対にコレがいい!」と思いながら買うようにしないと、逆に高くついてしまう。

そして逆に「高い!」と感じる場合。これもまた問題で、「高い」と最初に思ってしまうと、“ほしいかどうか”じゃなくて“買えるかどうか”で考えてしまうから危ない。本当にほしいのかどうか、自分の気持ちがわかりづらくなる。よく考えたら、値段云々じゃなく「買うほどほしくもないから買わない」物かもしれないのに、買うかどうかを決める前に「高いから買えない」と思ってしまうと、変に未練が残ったりする。

そうやって、安いからとムダな物を買ったり、高いから買えないのだと思い込んだりしてしまうことを避けたいから、まずは「そもそも本当にほしいのか」という気持ちの部分をハッキリさせるために、値段を見ずに、買うか買わないかを決めてしまうことにしている。

買うと決めてから値段を見て、本当に買えない値段だったらどうするのかというと、そのパターンは過去に一度もない。買えない価格帯のお店にはそもそも行かないから、どうあがいても買えない、となることはない。がんばれば買える。勇気を出せば、「明日からもっと仕事する!」と稼ぐことへの気合いを入れれば、買える。

買った物がゴミになるストレスが嫌すぎる

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私に都合のいい人生をつくる

下田美咲

独自の価値観をベースにした恋愛論で支持を集めるエッセイストの下田美咲さん。11月16日に、書き下ろし最新刊『私に都合のいい人生をつくる』が発売されました。この発売を記念して、これまでcakesでは語られなかった「仕事観」「お金観」につ...もっと読む

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コメント

marekingu #スマートニュース 約2年前 replyretweetfavorite

restart20141201 同感できる部分が多い。 値段はしっかり見るけど 無駄な買い物は絶対避ける。 約2年前 replyretweetfavorite