杉本氏が取り扱っていた原料となる花は、中国のとある山奥の秘境の岩肌にのみ自生しているサボテンの一種で、その植物を食べている現地の集落は、世界でも有数の長寿の里とのこと。
【 第11回】 業界関係者が暴露する ブラック健康食品の作り方
2018年1月18日
「そもそも健康食品は薬ではないので、健康改善の効果があっては駄目。このビジネスが成功するかどうかは、いかにして効果がないものをあると消費者に思わせるかなんだよ」
そういって笑うのは、かつて「幻の植物」と呼ばれる花でできた健康食品の原料販売などを行っていた杉本孝明氏(仮名)。
そういって笑うのは、かつて「幻の植物」と呼ばれる花でできた健康食品の原料販売などを行っていた杉本孝明氏(仮名)。
この続きは有料会員の方のみ
cakes会員の方はここからログインこの連載について
エセ健康科学を見抜く クスリ・健康食品のウソ・ホント
「薬は副作用が怖いから、医者に阻止されないように黙って飲むのをやめよう。安全で効果もバッチリある健康食品で病気は治せばいい。毎日の食事は地元産の自然食材だけを口にしているから安心・安全!」──。その選択、ちっとも安心・安全ではない。エ...もっと読む