28年前の僕へ
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日、うちの娘宛に突然こういう手紙が届きました。差出人は「8歳の頃のうちの娘」でして、手紙のタイトルは「20年後の私へ」というものでした。
20年前、妻と娘がある企画展に遊びに行ったとき、そこに「20年後の未来の自分に手紙を書こう」というコーナーがあったそうなんです。そこでうちの娘は20年後の自分に手紙を書いたのだけど、完全にそんなこと忘れてしまっていて、それが先日、突然、届いたというわけなんです。
うちの娘、「ええ? どんなこと書いたんだろう。不安だなあ」とかなんとか言いながら開封したのですが、書いてあったことは「20年後の私はお花屋さんをやってますか?」といったことらしくて、「そうかあ、8歳の女の子だとそのくらいのことを書くんだなあ」なんて感じで、みんなで笑いました。
タイムカプセルって恥ずかしいですよね。でも、若い頃は大きい希望や夢を持っていたんだってわかると、「よーし、じゃあやっぱりがんばろう」なんて思い直したりすることもあったりします。
そんな話を日曜の夜に妻とワインを飲みながら話したからでしょうか、その夜、僕はこんな夢を見ました。
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