2年後理論」を使って夢見る、アニワラの途方もない夢。

アニメと笑いの融合イベント「アニワラ」は、当初の目標である1000人以上の集客を達成。いまや天津・向清太朗さんのライフワークとも言えるイベントになっています。ただ、最初から成功を収めたわけではありません。そんな状況を、向さんは「2年後理論」を使って乗り越えたと言います。では、その「2年後理論」とは、どんなものなのでしょうか?

アニワラの途方もない夢


 そんなこんなで、第1回アニワラは大盛況で幕を閉じました。

 そして2年後。

 第4回(2015年12月)のアニワラは、有楽町よみうりホールで開催しました。キャパは1100人。見事に、当初の目標は達成しました。2年前よりアニワラの知名度も上がってきていて、イベントそのもののファンというお客さんもついてきました。今では自分のライフワークとなっている、といっても過言ではありません。




 ちなみにアニワラ、目下の目標は「2020年までに武道館公演を行う」です。

 武道館って1万人入る会場です。大きすぎます。楽しくなって、舞台上で言っちゃったんですよね。なんで言っちゃったんだろう。

 これくらい大きい目標は、自分で自分に鞭を自分に入れている感じなのかな……と思います。でも、せっかく大きな目標を言うなら、言った自分の首をしめるくらいが丁度良いんじゃないかとも思います。

 武道館に10000人以上来てもらうために、また今も頑張っています。


 この話は何にでも置き換えられると思います。

 僕は芸人としていろんなイベントをやってみたり、ネタを作っていたりします。他にもキャラ、これからの自分のやり方など、考えることは山ほどあります。その基準を全て2年スパンで設定しました。

『今からやろうとしていることは2年後どうなる? 2年後にプラスになっているのか?』

 ここを考えます。とことんまで考えてみます。良い方にだけ考えるだけではなく、マイナスの面も考えます。とにかく2年後として、どのようなビジョンを設定できるか? それだけを考えます。

 2年後、何をしているか? 何をやったっていいのです。2年後はどうなっているか考えるだけでいいんです。それが夢想でもいいし、現実でもいい。想像するってことが大事なんだと思います。


 さて、話を戻します。

 これだけ盛況のアニワラですが、一体どれくらい稼いだのか? 実は、アニワラでは収入は上がっていません。本当です。はっきりいえば、アニワラ1回目の僕のギャラは3000円です。

 満席ではなかったとはいえ黒字のイベントだった訳ですが、僕は「ここではお金を儲けるのではない。来てくださった皆さんに還元すべきだ」と思い、他の出演者にギャラを回してもらいました。2年後を見ているため僕がもらえるお金は、いくらでも良かったんです。それは来てもらったアーティストさん、芸人さんに喜んでもらえれば何よりだと思ったからです。これは、賛否両論あるでしょう。分かります。お金は大事です。人生というものにおいての何物にも代え難いものの一つなのは知ってます。でもアーティストさんに来てもらえるお金、芸人さんを呼ぶお金にしておいた方がスムーズにイベントが進められると思うんです。信頼を勝ち取れる方法になってればいいなと思います。

 大丈夫です。ずっと無料でやろうとしている訳じゃありません。武道館の時は1000万円要求しようと思ってますからね(笑)!


2年後にどうなっているか考える


  アニワラ開催    +3000円

  合計  469万3000円

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
ただのオタクで売れてない芸人で借金300万円あった僕が、年収800万円になった件

向清太朗

かつて一世を風靡した「あると思います!」のエロ詩吟でおなじみ、天津・木村“じゃない方芸人“の天津・向清太朗。世間では【売れてない芸人】と思われている彼の年収は、800万円です。テレビで見ることは、ほとんどない。昔、大ウケしたネタがある...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

hamakihito すごい好きな記事ですわ。アニワラ行きたくなった。 2ヶ月前 replyretweetfavorite

raul07_ds アニワラの武道館って全然可能性あると思うな 2ヶ月前 replyretweetfavorite