雨月メッツェンバウム次郎
「
ネガティブな気持ちをエネルギーにできる人ばかりじゃない」と妻は言った
恐れや不安、焦燥感、反発心によって、人は動くことが多くあります。ポジティブな気持ちよりもネガティブな気持ちの方が、行動するエンジンに直結しているかもしれません。今回の雨月氏は、普段の仕事の振り返りから、妻との会話で得た気づきについてお伝えします。
こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
秋もゆっくりと深まり始めた昨今、いかがお過ごしでしょうか。空を見上げればもうすぐ十五夜ですね。今年の十五夜は10月4日だそうです。中秋の名月なんて言ったりもしますが、秋の美しい月を見ているといつも思い出すことがあります。
日本から見ていると、月って明らかにうさぎが餅をついているような柄に見えるじゃないですか。あれって月の海と言われるクレーターが黒く見えているのです。外国でもうさぎなのかなと思っていたら、実は違うらしく。例えばヨーロッパでは貴婦人の横顔、アメリカではワニやトカゲに見えているそう。見てる模様は同じでも、こんなに違うのですねえ。いかに人の認識というものがあてにならないかということの証左のような気がします。
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この連載について
雨月メッツェンバウム次郎
高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む
著者プロフィール
雨月 メッツェンバウム次郎。アラサーの現役外科医。既婚。某国立大学医学部卒業後、外科医として働く。ほぼ毎日手術があり、年間200件近く参加する傍ら、年に1, 2回は海外学会へ、年に7回は国内の学会へ自腹で行く。 ツイッターでも呟いています。twitter @ugetsujiro noteでも書いてます。「cakes連載記事、あそこには書けないウラ話」https://note.com/drdolittle/m/m15f589680155