後輩女子を味方につける女子会のファッション
ここまでも書いてきた通り、世の中には美男美女と、そうでもない人がいます。だいたいの場合において美男美女は恋愛においても仕事においても「得」なことのほうが多いのですが、必ずしもそうではないこともある。それをまず知っておいてください。
たとえば、男性は美人に対しての評価が高く、おおむね好意的です。しかし女性は同性の美人に対して点が辛い。美人というだけで、評価がかなり下がります。
カプラン(コーネル・メディカルセンターのヘレン・カプラン博士)は、学者を対象にして面白い調査を行いました。その結果、男性が他人の論文を評価した場合、論文の執筆者が美人、イケメンだった場合、論文の内容に対しての評価はより高くなることがわかりました。ところが、評価者が女性だった場合、執筆者が男性でイケメンだった場合は論文の評価は高くなるのですが、執筆者が女性で美人だった場合、評価が低くなる、ということがわかりました。つまり女性は美人に対して、非常に厳しいということです。
男女のピアニストに対する評価についても同様の研究がありますが、女性審査員が女性ピアニストの演奏を評価すると、男性審査員よりも評価が低くなります。どの世界でも、女性に対する女性の妬みというのは、なかなか恐ろしいということです。美人が「損をする」典型的な例といえるでしょう。