国鉄 vs JR

第24回】引き金は新幹線投資と人件費 監査報告書が暴く国鉄破綻

投資や人件費抑制といった民間企業なら当たり前にやることを国鉄はできなかった。毎年度公表されていた監査報告書にある財務情報を基に、巨艦が沈没していくさまを分析してみた。

 資産を大きく上回る債務超過額、25兆円強に上る長期債務(潜在債務は37兆円)。分割民営化直前の1987年3月末の旧日本国有鉄道(以下、国鉄)のバランスシートは、惨憺たるものだ。民間企業なら、これほど悪化する前に倒産している。

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1987年、負債37兆円を抱えて日本国有鉄道は崩壊した。代わって誕生したJR7社は自律的な経営へ転じ、利益追求主義へとかじを切った。それから30年。7社の明暗はくっきりと分かれ、負け組企業には存続の危機が迫る。分割民営化の「ひずみ」が...もっと読む

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