やらない理由

仲間は大切だが、仲間に縛られるのは嫌

第24回は「仲間」ジレンマ。ときに助け合い、励まし合い、癒やし合い……と、自分にとって大切な存在であるはずの仲間を、急に鬱陶しく感じた経験はありませんか? たとえば「飲み会行くでしょ?」のような軽い誘いも、関係性によっては“縛り”と感じてしまうなど。さぁ、仲間って一体何なんだ? カレー沢薫氏がふつふつジレンマをスカッと解決!

私たち人間を一番“縛る”もの

今回のテーマは「仲間は大切だが、仲間に縛られるのは嫌」だ。

人間いかに、自由を求めておきながら孤独を恐れているか、という話だ。
自由というのは言わば何も持っていない状態だ。何も持ってないなら何にも縛られない。だが、それではあまりにも空虚で孤独だから何かを手に入れようとする、そして手に入れたらそれに「縛られる」ことになるのだ。

全裸が一番楽だが、それだと冬とか寒いし、急所も丸出しなので外敵に狙われやすい、さらに国家権力を行使され、社会的不利益を被ることもある、よって多少不自由でも服という名の拘束具を身につけて我々は暮らしている、それと同じだ。

そして、孤独を癒やすために手に入れた物の中では「人間」がダントツに「縛ってくる」のである。もし、庭で拾った玉砂利を恋人と呼ぶなら、大した縛りは生じない、たまに磨いて「素敵だ」など声をかけてあげるだけで良いだろう。向こうが「あたしのどこが好き?」と面倒くさい問いをしてくることもない。だが、人間相手だと、それだけでは済まない、相手、そして関係にもよるが何かしら縛りが生じるものだ。

家族関係、パートナー関係の場合
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カレー沢薫

「エッチはしたいが、付き合うのは嫌」。多かれ少なかれ誰もが抱える他人には打ち明けづらい虫のいい話。OL兼漫画家・コラムニストのカレー沢薫さんが挫折と諦めを肯定、それが正しいことだと示す当コラムで、スカッと爽快なメンタルヘルスを目指しま...もっと読む

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コメント

shizuku44 よって、このグループは縛りがきついと感じたら、それを我慢したからと言って何か発展するということもないのである。 ほんそれ。名言。直に実行! 約2年前 replyretweetfavorite

hachimoto8 "もし、庭で拾った玉砂利を恋人と呼ぶなら、大した縛りは生じない、たまに磨いて「素敵だ」など声をかけてあげるだけで良いだろう。" 変愛小説じゃん 約2年前 replyretweetfavorite

yuzumeets_an “相手によってルールは緩かったり厳しかったりする、そこを確認せずにつきあったりすると、突然「ここはガースー黒光り監獄や」と言われ「自分以外の女と喋(しゃべ)ったらケツバット」(略)という生活が始まったりする” https://t.co/HCffWxAfzJ 約2年前 replyretweetfavorite

yuzumeets_an “庭で拾った玉砂利を恋人と呼ぶなら、大した縛りは生じない、たまに磨いて「素敵だ」など声をかけてあげるだけで良いだろう。向こうが「あたしのどこが好き?」と面倒くさい問いをしてくることもない” https://t.co/HCffWxAfzJ 約2年前 replyretweetfavorite