7月中は空いている!
夏休みの特徴は『平日が混雑、休日はいつも通り』
ディズニーランド&ディズニーシーと言えば、皆さんが思い浮かべるのは「楽しいけど、いっつも混んでる…」ということではないでしょうか?
非日常的な空間で素敵な体験ができるパーク、たしかに激混みになる日もありますが、意外と空いている日も多くて、そんな日に行くとしっかり楽しめちゃうんです! もうすぐはじまる夏休みも、実は近年はあまり混雑していません。
“夏休みはいつが狙い目なの?” そんな疑問に答えます。
夏休みの特徴は3つ!まずはこれを覚えましょう。
・毎日休みの子供たちで、平日は混雑
・休日はいつも通り、割と空いている
・お盆休みに向けてどんどん混雑
幼稚園から大学生まで、平日が休みになるのが夏休みなので、他の時期と比べて平日が混雑します。とは言っても、「普段の休日」よりは若干空いている程度の混み具合です。
逆にそのような中でわざわざ休日に行く人は少なく、夏休み中の休日は「普段の休日」レベルの混雑になります。ハロウィンやクリスマス期間は毎週末、休日が激混みになりますが、それに比べるとはるかにマシな混雑状況と言えます。
3つめの特徴が、8月中旬のお盆休みをピークに、徐々に混雑していくということです。
つまり、夏休み中にパークに行くなら、絶対に7月中のほうがオススメ!
混雑しそうなイメージがある3連休でも、7月中ならそれほど混雑はしません(7月15~17日)。そして、平日でも休日でも大きく混み具合が変わることはないので、ムリして平日に休みをとってまで行く必要もないです。
2017年7月の混雑状況予測
これが夏休み期間の混雑の基本!
そうは言っても、なかなか休みもとれなくて連休でもないと行けない…という人のために、ここからは混雑日の中でも狙い目の日を紹介していきます。
近年、異変アリ!
お盆休み中ずっと激混みになるとは限らない
夏休みの中で一番混雑する時期が、8月13~16日のお盆休みの期間です。お盆休みは各地の高速道路で大渋滞が発生し、レジャー施設も大賑わい。その代表格とも言えるディズニーランド・ディズニーシーなんて激混みなんじゃないかと思われるかもしれません。
たしかにお盆休みも、5年ほど前までは1年の中でもトップクラスの混雑になる激混み期間でしたが、近年は暑さの影響と混雑するというイメージからか、実はそれほど混雑していません(もちろん混雑しないというわけではないですが、混雑時に実施される入園制限がかかるほどではない)。混雑のピークを避ければ、意外と楽しめるのが近年のお盆休みです。
そこで、お盆休みは混雑のピーク日を避けることがなによりも重要となります。
お盆休みは例年14日・15日がピークになっていて、10~16日の間が混雑します。また、平日だと空いていると思う人が多いからか、お盆休みの中でも平日は割と混雑する傾向にあります。
今年は例年通り、平日となる14日・15日がピークになりそうです。昨年から制定された祝日、山の日(8月11日)からは3連休になりますが、連休初日になる11日はそれほど混雑しないでしょう。14日=15日>13日>12日>11日>10日=16日という順に混雑しそうです。
宿題に追われる夏休み最終週も狙い目!
お盆休みが終わった後も、夏休み最後の思い出作り期間として、混雑する日が続きます。8月下旬は夏休み期間の中でも比較的混雑する時期で、平日でも休日並みの混雑になるので注意が必要です。
しかし、最後に密かな狙い目と言える期間がやってきます。それが最後の週、8月28~31日です!
夏休みと言えば、経験のある人も多いであろう、あと数日しかないのに山積みに残っている宿題…。やはり誰もが一度は通る道なのか、それとも新学期に備えてなのか、夏休みの最終週は8月の中で一番空いています。特に最終日となる8月31日は、狙い目の日です。
2017年8月の混雑状況予測
炎天下のディズニーは思った以上に疲れます!
余裕をもったスケジュールを
ここまでで夏休み期間の混雑はバッチリ把握できたと思いますが、空いている日=他の人が行きたがらない日です。例えば、1週間の中でも土曜日よりも日曜日のほうが空いていますが、これは翌日に仕事や学校がある人がほとんどだからです。
空いている日を選んで存分に楽しむことも大事ですが、テーマパークはどうしても屋外で過ごす時間が長くなるので、慣れているディズニーマニアでさえも夏は体力的にかなりキツイ時期です。特に普段あまり外を出歩かずに仕事をしている人にとっては、いきなり1日中炎天下で過ごすと思った以上に疲れます。
自分の体調と相談をしながら、ムリをしないスケジュールでパークを楽しみましょう!
イラスト:モップスタジオ タイトルデザイン:向井恵子