心のベストテン

境界なきフィーチャリング天国

東京スカパラダイスオーケストラが約3年ぶりとなるニューアルバム『Paradise Has NO BORDER』をリリースしました。音楽の垣根を超えてフィーチャリングしまくるスカパラの活躍を追います。
芸人、DJとして活躍されているダイノジ・大谷ノブ彦さんと、音楽ジャーナリストの柴那典さんの響きあうナビゲーションをお楽しみください。

スカパラが示す楽園にボーダーなし

大谷 今回は東京スカパラダイスオーケストラの話をしたいんですよ! ニューアルバムが最高だったんで。

 『Paradise Has NO BORDER』ですよね。Ken Yokoyamaや10-FEET のTAKUMA、尾崎世界観らをフィーチャーしていて、ジャンルもロック、ジャズ、昭和歌謡などに広がっている。まさにノーボーダー。

大谷 その「フィーチャリング」ってイズムを日本のバンドでやりはじめたのって、スカパラなんじゃないか?と思ってて。彼らはフィーチャリングを通して自分たちの「スカ」というジャンルの間口を広げて聴きやすくしてきたと思うんですよ。
 今、海外でヒップホップが音楽シーンの主流になっているのも、フィーチャリングやコラボレーションをうまく使っているからなのかなと思っていて。同じ現象だなと。

 これはヒップホップだけじゃないですよね。もはやグローバルなポップ・ミュージック全体にフィーチャリングやコラボレーションの動きがある。

大谷 特にここ最近は、海外のバンドはコラボ尽くしですよね。例えば、ザ・チェインスモーカーズはコールドプレイとやった曲が、映像を含めてすごいバズっているじゃないですか。

 マルーン5もそうですね。デビュー当時ははファンクとかブルー・アイド・ソウルのバンドだったけれど、ここ最近はすっかりその頃の影もなくて、話題の人をどんどんフィーチャーリングで呼ぶんですよ。作品ごとにどんどん曲調が変わって、トロピカル・ハウスとか流行りのサウンドを節操なく取り入れていく。

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心のベストテン

大谷ノブ彦 /柴那典

「音楽についてパァッと明るく語りたい! なぜなら、いい音楽であふれているから!」。ハートのランキングを急上昇しているナンバーについて、熱く語らう音楽放談が始まりました。 DJは、音楽を愛し音楽に救われてきた芸人、ダイノジ・大谷ノブ...もっと読む

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コメント

cat_ageha うわー!クリープハイプの「TRUE LOVE」、アルバム聴いて一番衝撃だったやつ!!スカパラ×さかなクンも衝撃だった!→ 約3年前 replyretweetfavorite

shiba710 ダイノジ大谷さんとの対談連載「 約3年前 replyretweetfavorite