心のベストテン

水曜日のカンパネラはおもしろいだけじゃない

現在大ブレイク中の音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」。ユーモアたっぷりの歌詞やインパクトの強いアルバムジャケット、そして武道館公演の根底にある「意匠」とは一体何なのでしょうか? 水カンの隠された魅力に迫ります。
芸人、DJとして活躍されているダイノジ・大谷ノブ彦さんと、音楽ジャーナリストの柴那典さんの響きあうナビゲーションをお楽しみください。

水曜日のカンパネラ=「江戸時代の火消し」

柴那典(以下、柴) 水曜日のカンパネラって、やっぱりすごいと思うんですよ。こないだ「2017年型多幸感」という話をしましたけど、僕は今一番独特な形で多幸感を体現していると思う。

大谷ノブ彦(以下、大谷) なるほど! たしかにコムアイちゃん、一気に売れっ子になりましたね。毎年フェスで会って話してたんだけど、こないだNHKの楽屋で会ったらスタッフがたくさんいて。「スターだなあ!」って思って話しかけられなくて。遠くに行っちゃったなーって(笑)。

柴 ははは。この連載でも何回か水曜日のカンパネラは取り上げてきましたけど、その時とは明らかにステージが変わってきていますよね。武道館公演もありますし。でも、水カンの何がすごいのかって、意外にみんな気付いてないんじゃないかなと思うんです。

大谷 なになに? どういうこと?

 水カンって、コムアイちゃんは可愛いし、曲はノリがいいし、歌詞はダジャレとかユーモアたっぷりだし、映像もユニークだし、そういうキャッチーなところでブレイクしてきたグループですよね。でも、実はとても思慮深く、狙いすました表現をしているなと思っているんです。「ナンセンスでおもしろそうなことをやってる!」っていうのは、あくまで上辺だけの評価でしかない。

大谷 根底にあるものは違う?

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大谷ノブ彦 /柴那典

「音楽についてパァッと明るく語りたい! なぜなら、いい音楽であふれているから!」。ハートのランキングを急上昇しているナンバーについて、熱く語らう音楽放談が始まりました。 DJは、音楽を愛し音楽に救われてきた芸人、ダイノジ・大谷ノブ...もっと読む

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コメント

tkyk4isy https://t.co/PJs3XHYZJa 3年以上前 replyretweetfavorite

mnb56411 (コラム) 3年以上前 replyretweetfavorite

pek5845 -コラム- 3年以上前 replyretweetfavorite