福岡・博多駅前のホテル日航福岡で、毎年2月に催される「麻生飯塚ゴルフ倶楽部メンバー交流会」。今年は20日に開催されたその会場の一角で、にこやかに談笑する副総理の麻生太郎と九州電力元会長の松尾新吾の姿があった。「近寄り難いオーラを放っていた」と参加者の一人は述懐する。
【 第27回】[九州]政財界を意のままに操る麻生財閥と九電の蜜月関係
2016年11月22日
「九州経済連合会会長に麻生グループの麻生泰会長」のニュースに地元財界は仰天。九州電力が決して手離さないポストだったからだ。九州・福岡の政財界を操る新体制誕生の予感だ。
この続きは有料会員の方のみ
cakes会員の方はここからログインこの連載について
三井・住友 名門烈伝
かつて日本経済の土台をつくった日本全国の財閥。そのDNAは今も三井、住友をはじめとする企業グループや、各地に散らばる「地方財閥」に脈々と受け継がれている。本誌はその中でも、近代日本に大きな影響を与えた全国27の名門「財閥」に焦点を当て...もっと読む