2015年4月、東京女子医科大学は高度な先端医療を提供する「特定機能病院」の承認を取り消された。原因は14年2月、耳鼻咽喉科の手術を受けた2歳男児が集中治療室で「禁忌薬」であるプロポフォールという麻酔薬を大量投与され、容態が急変したのに適切な処置もなされず死亡した痛ましい事故だ。
この続きは有料会員の方のみ
cakes会員の方はここからログイン
この続きは有料会員の方のみ
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン
この連載について
全国病院改革ランキング
日本の国民皆保険制度は崩壊の危機にある。医療費が膨張を続け、財政は破綻寸前。慌てる国は医療制度改革をうたう。ただ、その裏を見れば、医療とカネの間には“不都合な真実”が横たわっている。全国1000病院の改革実績ランキング、そして知ってお...もっと読む