週刊ダイヤモンド
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第14回】[教育] 学費のために風俗“落ち”も 「下流大学生」の悲惨な現実
海外旅行やサークル活動、そして合コン──。そんな青春を謳歌する大学生像は一部のドラ息子・娘を除き、今や昔の話。奨学金という名の借金を背負い、生活苦にあえぐ学生が急増中だ。
「このバイトをやっていて良かったことなんて一つもないですね……」
毒々しいネオンサインが溢れる都内の繁華街。デリバリーヘルス店で働く美央さん(仮名・21歳)は、そうつぶやいた。同店の売り文句は「女子大生専門」だ。
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この連載について
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順風満帆なサラリーマン人生を送り、老後は優雅に第二の人生を楽しむ──。少子高齢化や財政悪化が猛スピードで進み、国の姿が大きく変わる中で、そうした人生は限られた“世代”にしかかなわぬ夢となりつつある。これからの人生で、あなたの世代は逃げ...もっと読む
著者プロフィール
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