肝心なのは最初のキス
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
男性のみなさん、今まで女性を家やホテルに誘おうとして、「え! え! 私、そんな気ないから。渡辺さん(仮)とは良いお友達でいたいと思っているから」って言われたことはありますか?
あれってツラいですよね。厳しいですよね。今後、その彼女とどうやって「お友達ごっこのフリ」に戻らなきゃいけないか、その気まずさを想像しただけでイヤ~な気持ちになってしまいます。
だから僕たちはいつも「チキン」で、「彼女、本当はイケるんだろうなあ。でも、どうかなあ」って悩んで悩んで、ちょっと下ネタを言ってみて、笑ってくれたら「お、やっぱりOKかも」ってウキウキしたり、「いやどうかなあ」って戸惑ったりするわけです。
さて、これ、以前にもこの連載で書きましたが、「女性はとにかくキスが好き」なんです。
僕たち男性としては「キス」はセックスまでの道のりのちょっとした通過地点と思っていますが、女性にとっては「キス」は、デートとかドキドキとか「かわいいね」とか「ちょっと酔っぱらっちゃった」とかそんな恋愛初期の盛り上がりの集大成が「キス」らしいんです。
そして何よりも「一番最初のキス」が全てみたいなんです。それがイマヒトツだったら、僕たち男性はその先には行かせてもらえません。口が臭かったらもちろんダメだし、ちょっと無理になんてもちろんダメだし、最初から舌をねじ込んでもダメだし、最初から胸をゴソゴソ触るなんてもってのほかなんです。
とにかく最初は、自然にサラっとロマンティックな状況でキスをしたいそうなんです。そこまではわかってきましたが、ところで男性のみなさん、女性との一番最初のキスってどういうタイミングでしてきましたか?
これ、何かとカウンターで話題になるネタでして、「ねえ、キスしていい?」っていうのはダメらしいんですよね。女性から本当に評判が悪いです。なんかロマンティックじゃないそうなんです。全ての女性が言うのが「一番最初のキスの『あ、来た来た来た!』っていうあの感覚が好きなんです」って言葉なんです。なるほど、「来た来た来た!」が好きなんだったら「キスして良い?」は雰囲気ぶち壊しですね。