小説を読むというのは
想像力と向き合う行為
いちかわ・まこと/1971年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、百貨店勤務を経て、近畿大学大学院を修了。文芸雑誌「早稲田文学」の制作総指揮も務める。
小説が読まれなくなったといわれて久しいですが、村上春樹や東野圭吾の新刊は書店で山積みになります。芥川賞や直木賞の授賞式は、相変わらずニュース番組で取り上げられるほど、社会的な関心が高いイベントであり続けています。
2016年2月14日
いちかわ・まこと/1971年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、百貨店勤務を経て、近畿大学大学院を修了。文芸雑誌「早稲田文学」の制作総指揮も務める。
小説が読まれなくなったといわれて久しいですが、村上春樹や東野圭吾の新刊は書店で山積みになります。芥川賞や直木賞の授賞式は、相変わらずニュース番組で取り上げられるほど、社会的な関心が高いイベントであり続けています。
「自分が欲するように世界を理解する態度」を指して「反知性主義」という。結論ありきの情報収集に流れず、常に自分自身に実証性、客観性を保つための一番の方策は、やはり読書だ。