中央線沿線は独特の文化の発信地として有名だ。中野、高円寺、吉祥寺、それぞれが独自に発達してきた。夜の街も同様、地元密着で小規模、個性豊かな飲み屋があまたある。
東京にいながら、どことなく溢れる地方性。いい意味での“田舎感”が都心で遊ぶのに億劫になった四十路男の琴線に触れる。
そんな折、夜遊びガイドのO氏から入電。「いま中央線のキャバ&ガールズバーが熱いんです!」。
聞けば、リーズナブルで、工夫を凝らしたお店が増殖。予定調和な遊びに飽きた“アーバン派”をも惹きつけているという。
降り立ったのは阿佐ヶ谷。寒風吹きすさぶなか路上ミュージシャンが歌う駅前からわずか1分の「アサガヤバンク」なるガールズバー。なんの変哲もない雑居ビルの一角に異世界があった。
地方銀行の秘書たちが貴方の疲れを癒やします
右から、佐倉あいこちゃん(27歳)、大河ナオちゃん(26歳)、中山あきちゃん(21歳)の秘書課3人娘。