日系企業の人事関係者がこぞってお手本にしてきた米ゼネラル・エレクトリック(GE)の人事制度。「セッションC」と呼ばれる後継者の育成・配置のための人材評価の仕組みの中で、「9(ナイン)ブロック」が評価ツールとして活用されている。業績とバリューの2軸のレベルをそれぞれ3段階に分けた9ブロックの中で従業員を順位付けしていく、というものだ。右上の最高評価「ベスト」に当てはまる従業員は、総数のわずか5%程度にすぎず、「優秀」「組織の屋台骨」「要改善」に大部分が集中していた。
2015年12月12日
日系企業の人事関係者がこぞってお手本にしてきた米ゼネラル・エレクトリック(GE)の人事制度。「セッションC」と呼ばれる後継者の育成・配置のための人材評価の仕組みの中で、「9(ナイン)ブロック」が評価ツールとして活用されている。業績とバリューの2軸のレベルをそれぞれ3段階に分けた9ブロックの中で従業員を順位付けしていく、というものだ。右上の最高評価「ベスト」に当てはまる従業員は、総数のわずか5%程度にすぎず、「優秀」「組織の屋台骨」「要改善」に大部分が集中していた。
もはや、人事権を振りかざすだけの“人事屋”に存在意義はなくなった。ニッポンの人事部はどこへ向かうべきなのか。その道の達人たちに、人事部が果たすべき役割について聞いた。