スカイプで大阪の不動産屋さんやセブ在住のMさんと話した2週間後。僕はフィリピンへと向かった。フライトはなんと14時間。
飛行機は思ったより混んでいて、空席がほとんどなかった。客室乗務員たちはキレイどころの女性ばかり。マレーシア航空もそうだったが、フィリピン航空も客室乗務員のレベルが高かった。フィリピン航空は意外なくらい機内サービスや食事もシッカリとしていて、米系の航空会社の10倍は快適だった。それでもさすがに14時間は長すぎる。眠って原稿書いて、映画を2本見て、また4時間くらい余っている。さて、いったい何をしようか?
マニラ空港恐るべし
やっと降り立ったマニラ空港。空気がなんとなく重く、湿っぽい。標識などがあまり親切でなく、乗り継ぎ便がどこなのかわからない。その代わり(?)空港の人なのか客引きなのかよくわからないおっさんがたくさんウロウロしていて、「どこに行くのか?」「タクシーに乗るか?」「荷物を持ってやろうか?」などととしつこく尋ねてくるのだ。
おっさんたちを振り切ってようやくセブ行きの出発ロビーにたどり着くと、あまりのショボさにがく然とした。WIFI は劇遅。お店は数軒しかなく、しかも文化祭の模擬店かと思うレベル。後で知ったのだが、マニラ空港はワーストエアポートランキングの1、2位を常に争うツワモノらしい。
ここで乗り継ぎを待つこと3時間。さらに1時間ほどの空の旅を経て、ようやくセブへとたどり着いた。
フィリピーノ・スタイル??
飛行機を降りる。空港に入ると同時に、独特な匂いが鼻腔に入ってくる。お世辞にもいい匂いとは言い難かった。空港でタクシーを拾い、ホテルへと向かう。タクシーの運ちゃんは英語が流暢で、話が弾んだ。産業、人口、交通事情などなど。
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